770日目

  情報技術者試験が(結果はともかく)終わったので、好きな本がよめる。
 という訳でこの本を読んでましたら
 

70倍・自動化営業法
70倍・自動化営業法
posted with amazlet at 10.10.27
田原 祐子
中経出版
売り上げランキング: 122658
おすすめ度の平均: 4.5
3 いい本ですが
5 確認ができる
5 この本のいいところ
5 「知っている」より「やっている」かどうか
5 わかりやすい。すぐに実行できそう。
 果たしてえろSTGシリーズはUSPってやつをハッキリしていたのか? と思った。
 単純な話――”面があったから、売れなかった。”のだろうか?
 そこには、”お客さんはそらぁ、エロを求めてはるんやから、途中面があったらイカンでしょう・・・”みたいのもあるのだが、それは売れてるモノの結果から見た、言わばイイトコ取りの、一般化された話ではないか? と。
 一般化するほど特徴は失われ、輪郭はぼやけて、埋没していく。
 NO1ならそれで上等なんだが、まぁ111みたいな立場では、自らそうなっていくのは愚かしい行為。武道の達人に、せっかく手にしたこんぼうを捨てて、素手で勝負を挑むようなものである。こんぼう所持でも怪しいが、まぁ素手だったら100%負ける、っちゅー話である。
 
 つまり、えろSTGシリーズは売れなかった――コンセプトが駄目だった、これはそうだろう
 でも否定するだけが道ではない。もっと激しく突き詰める必要があるべきだった、という考えだって有り得るはず。
 単純な現象だけ見て、面があったから売れなかったんだ? 面ダメだわ! という結論は悲観的で、余りに早計なんじゃない? 
 道中の面は有効に機能しなかった。それは何故か・・・・、”求めてる人が居なかった場合”と、”求めてる人の需要に至らなかった場合”とがある。
 まだどちらとも、そんな事は断定できないはず。
 面がありますよってアピールが少なかったかも?
 
 ・・・まぁその上で、今回学んだこともブレンドして、忘れてはならない。ただ特異なら良いってモンじゃないよ。その特異が更に、求められる形で無ければ、いけないよ。
 やはり18禁STGなんだから、面もそれに関係した物でなければいけない。
 逆に言えば。18禁である必然性を感じさせる面であったらば、他ではやれていない・・・差別化であり、しかも客に求められる差別化である。即ち強力なUSPになる。
 
 (・・・まぁ本自体はまぁ、そんな珍しい事言ってへんねんけど、触媒みたいなモノで、半分くらい本の文章読んでなくて、妄想してるんだよね、111・・・。)
 
 
 余談だが、111が感じていたのにね、1面・2面の女の子って巨大感がない?
 いやおっさんのサイズから比べたら、出てくる子はすごく巨大なハズなんだけど、1・2面では特にそれを感じていた。
 なぜか。一つの要因として、3面以降は手描きの背景があるんだな、1・2面はめんどくせーーって思いながら、トリミングしてたおかげで。
 でもそれが偶然、背景=マップチップを透過する結果に。
 
 マップチップはおっさんと同じくらいのサイズなんだから、対比的に1・2面の子、すっごい大きくない!? となってたわけだ。
 1面なんか、最後におっさんがまんこに飛び込むし。あのシーンで巨大さは確定である。
 
 111にそういうフェチズムはねえが、一種、女の子の巨大さを前面に出したエロSTGってのも面白れーなー、と思った次第である。
 まぁ最低限、女の子が止め絵で、彼方から弾が飛んでくるんじゃなく、女の子自体が動いて、攻撃して来てほしいわな、おっさんハエみたいに手ではたかれる。みたいな。
 ついでに動くたびにゴゴゴとか大仰な音がして、パラパラ岩が崩れ落ちてもいい。
 
 18禁としての面の意味ってのも、ある程度これでできる。
 つまり道中では、おっさんが女の子を補足し、何度か攻撃をする。
 東京の市街から、東京湾へ追い立てるがごとく(*舞台が現代の方がより巨大感を感じさせる建築物があるだろう、そう・・・ノリはゴジラとかウルトラマン、そしてエヴァのノリである)。
 報道ヘリとかも飛んでる。報道ヘリは勝手に女の子の身体にぶつかって炎上して落ちたりする。
 
 これがキングコングだったら怪獣映画だが、相手は女の子だから、まぁ、泣きベソかきながら追い立てられたりする、真下からみたら巨大なパンチラ、というアングルが必要かも知れん、STGの文脈の中でどう入れるかは問題だが。2面の女の子がおもらししたら、芦ノ湖。とか。
 まぁ巨大な女の子っていう嗜好は111にはあんま無いので、あんまりそういうシチュも浮かばんが、まぁ検索して出てきたシチュエーションをSTG中に入れられるよう、面を作っていけばOKである。
 
 こうすると、USPも張り切れる訳である。特異な点がしゅんっとしてるからね。ってかもう、誰に売るかもハッキリするしね。特異すぎてね・・・。
 
 『えろSTGは終わった話』として、ハッキリ言ってそんな朽ちたコンテンツに関わるより、新しいモノをリリースした方がひとまずお金になる、それは分かっている。
 だけど今取り組んでるエロSRPGにしても、誰が買うのか、お客さんの顔は見えていない。DLsitecomがそういった情報を積極的に公開していないせい・・・とも思っていたが、違う。自分自身で”圧倒的なウリ”を作るとともに、お客の顔は少しずつ見えていくものなのだろう。
 お客の顔が見えていないのならば、まだまだ全然、完成されてないシステム、という事なのかも知れない。
 
 うーーん、言葉にするほど抜け落ちていく感覚で、すごく頼りないが・・・・・・。なんのかんの考えてても、じっさい製作の時は大変で、振り返るのは製作が終わってから、みたいな・・・。
 しかしそれもムダじゃないだろう、いつか行動と思考が一致する時が来るかも知れない。それが積むということなのかも知れない。
 
 ちなみに”圧倒的なウリ”とは
 
オレなら、3秒で売るね!
マーク・ジョイナー
フォレスト出版
売り上げランキング: 27606
おすすめ度の平均: 3.5
4 賛否両論だけど、読まないよりは読んだ方が良い
4 キレ味最高!・・・だが
4 一度は読む価値はある。
5 おもしろい!
5 ヒットだね!
 の言葉であるな、これも確か、USPの大事さを唱えた後で、おい、ホントに分かってるのか? と問い掛けていた。
 USPとは他にない、自分の商品の強みということである。
 ね、こう述べると当たり前の話でしょ。でも実際にさぁ販売するぞ(開発するぞ)・・・という段になると、誰に向けてんのか分からない作りや、売り方をしてしまう・・・・一般化するのが一番売れそうで、リスクが少なく見えるから。顔のないお客さんに売るわけである。
 まー第一、えろSTG売れなかった=ああいうキワモノは売れへんねんでー、は夢が無いしね。
 
 USPの考え方から言うと、まだまだキワモノ感が足りねえ! となりますわな。これはちょっと楽しそうでしょ。
 まぁ自分の感覚から言うと、その言葉だけでは恐らくバランスが悪い。エロSTG=巨大な女の子の演出システムが面白そう、と煮詰めたように・・・・・・いい加減な自分を許すものではない。これが、俺流! みたいなのを。
 
 
 あ、女の子の巨大感が演出されたSTG・・・・・っていうと、
  なんかもそうかな・・・うーーん。あれは巨大感というより、ロボロボしい・合体&変身っていうファクターだった気も。
 
 ともかく、巨大な女の子はあはあ・・・っつう、まぁほとんど病質的なフェチズムをゲームシステムで再現しようとする時、かなり、”他に無い”ゲームが生まれそうな予感はする。
 え、売れるかって? 巨大な女の子に欲情する人がどれだけ要るかっつー話ですけど・・・・・彼らの購買率は確かにすっごい上がるんでしょうけど・・・・・・・。
 インパクトにのされて、それ以外の人も買うといいね・・・・
 
 しかしやはり、同人を始めた頃に戻るような話。頼りない感覚だなあ、と・・・。ここはもう過ぎ去ったはずなんだが。前回と違うのだろうか? 違う気がする・・・とりあえずね、えろSTGも面について、シェアの紹介文でちょっと書いてみようと・・・。
 アレは、面がエロと結びついてないから効果が弱いけど。明らかに他には無い点なんだから、毎回STGのシステムが変わるとか。ね、見えるように置いておけば、フィットする人が気づいてくれるかも、ね・・・(*どうせもうほとんど売上に動きも無いしね・・・)
 ってか、行動で確かめていかないと。寝て起きたらフッと消えるような感覚だし。