785日目

  訓練校の授業がwinnyには気をつけましょう、仕事先では絶対ダメ。個人で使う分には・・・フヒッ! みたいな感じで・・・他はもう既に覚えていない、111はユーゴスラビア紛争や十日間戦争のwikipediaを見ていたので。
 そんなだったので、111は午前中で教室を出てったよ(*実は半分出れば1日出席したことになる)
 そのまま帰ればいつもより2時間以上早くなるのだが、帰れば親に必ず詰問される。授業がクソくだらねえから帰ってきた、と言うとまぁ絶対、そんな事だからアカンのや!! と、どうだろう、状況によっては50%くらいの確率でキレそうなのでどこかで時間を潰す必要が。不毛。
 こうして決断とか出来ない人間は、どんどん自分の時間をかすめ取られて小人物になるしか無いんですね。
 断る力!
 

断る力 (文春新書)
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 で前に面接の関係で訪れて、その会社は5分で面接が終了、いわゆるカラ求人。
 その会社の近くにあった、あのでかい図書館はどこだったかなあ、なんかガンダムにでも変身するんか、ってくらいのでかさだった図書館。
 検索したら愛知大学図書館ってのがまぁ歩いていける距離にあるんじゃん、ここ行こう! と、てくてくてく歩いていくよ。
 迷ったよ。
 まぁ自分の方向音痴ぶりはかなり知っているので、本気で着きたかったらそれなりの対策をするもので、まぁ迷ってもいいものと思っていた。
 
 それで新栄などの風情のある・・・まぁ単純にぼろいといえる、家々なんかを見て、歩いて。なかなか愛知大学図書館着かねえなあ、とか呟いて。
 写真があれば残せるけど、まぁどうなのそういうのは。
 そういや昨日見た動画では、報道関係の会社に就く子が、インターン制とかなんとか・・・要するに体験入社ってやつか? それであえてIT系に入って、なぜならばと言うと、「報道の会社に入ったらもう、ITの会社に入るという事はないだろうから、良い体験になると思った」って言っててね、周りもなんか同調しており、おお、好ましい若者だ。みたいなノリだったねえ。
 
 だったらこれも「良い体験になる」んじゃねえの? 写真とか形に残せなくても。
 111はそんなん、報道に就くんだったらインターンだか何だか知らねえが、さっさと一秒一分でも早くその業界に身を置けよ、と思うんだけど。報道ならやがてその経験が活きるのに、111のは単なる迷子、むだ歩きなんかね? まぁ無駄でもいいけど。
 
 それで色んな物を見た。だがあんまり覚えていない。身体に残ったりするんじゃねえの? 体験だし。
 
 まさか1時間30分も歩くことになるとは思わなかったが。
 で図書館があったので入った。鶴舞の図書館だった。中央線1駅ぶん歩いてんじゃねえかよ・・・ しかも全然小さく、プログラムの本が無かった。
 定期+追加料金を払って帰りましたとさ・・・
 
 思えば自分は昔から歩いてきたもので、わざと迷子になってるっちゅうか、昔を振り返ってみると、高校生ぐらいの頃? 隣の市の駅前からかなり歩き、わざと知らない道を選ぶのだけど、なにしろ狭い市なのですぐに知った道に入っちゃう、そこで目的地に行く為には絶対渡らなきゃいけない橋が現れた。
 渡るしかないのだけど、知ってる道を行くのは退屈だから、なぜか橋の下の草の茂みを掻き分けて歩く111。
 
 もちろん橋の下だから、途中で川があるのだけど、まぁ夜にそろそろなりかけて居て、どうせちょっと靴が濡れるくらいの浅さや、とタカをくくって1歩。ぞぶん、と。お? なんか深ぇ・・・
 それでも無視。2歩。3歩進む。
 かなり水浸しになり、リアルで溺れかねんと頭に横切った所で冷静になり、元の道を這い上がって橋を渡りましたとさ。水がポタポタ落ちてたね。
 
 そんな苦労して歩いた道は、というか道単位で記憶がやたらと鮮明に残っており、もう7年以上前になるはずなのだが、あそこの橋を渡って本屋に行き、『臭作』だか『鬼作』だかのエロアニメの総集編を買った、やたらと高くて泣いた。そして期待して帰ったのだけど内容も全然エロシーンが無くて二度泣いた。この橋はまだそんな結果を知らず、期待して歩いた返り道だ、
 というような事を思い出したり、
 
 言葉で残すつもりは無いのだけど、今日なら理髪店の濁った窓の向こうにうず高く積まれた、どうやら雑誌や古いビニール製のおもちゃらしき、とにかく埃を被って汚れたもののシルエット。その窓全体。などが脳内に蘇ってしょうがない。
 新栄という相当な都会にも関わらず、ちょっと表通りを外れればこんな寂れた場所だ、という『踏破してやったのだ』という様な感覚。
 その概観を抱くに至った、窓にも玄関にも木板が打ち付けられた、恐らくはもう無人の家など。そこの傍の公園に白猫が居たり、公園のフェンスとその家の間に挟まるかのように赤い自転車が存在して、カゴの中に古くて汚れた紙きれが投げ込まれたのか、記憶は飛んで、トタン屋根の家々、共産党公明党のやたらと多いポスターに勢力図を知る・・・・・・
 
 
 そういった情景の一つ一つが突然、頭を横切る。控え目に見ても何の価値もないが。(しかも昨日習ったことはかなりの頻度で忘れる・・・。)