「映画 ソーシャル・ネットワークの感想」
報告,
開発中のSRPGでも絵師をお願いしてる、九条えみりあさんのエロRPGが出たみたいです。
「淫魔塔士きらら」
色々書きたいことはあったけど、まぁ余計な事なのでやめとこう,
どんどん売れると、良い。
「ソーシャルネットワーク」感想
観たDVDの感想。
関連記事:「FaceBookって日本では流行らないのでは」
・5億人のユーザーを誇るSNS、FaceBookが作られた過程が分かるよ
・作られた動機から、FaceBookの本質が見える?
・創始者の天才と言われるマーク・ザッカーバーグの人となりが分かるよ、
そしてなぜ「共同創始者」が居ながら軽視されがちなのかも。
・投機対象に沸騰するアメリカのIT社会、webサービスで成功する・させられる? エッセンスってのが分かるよ。
その中で主人公たるマーク・ザッカーバーグが少年らしく(なにしろ登場時まだ19歳)嫉妬や欲望剥き出しで、
それを抑えようとしたり、強がったり、表に激しく出す行動を取ったりする。
そこが新鮮だった。単なる成功絵巻だと思っていたので。(プロジェクトXみたいな。)
別に人に尊敬される人物じゃなくても「成功」できるよ? というのは面白い。
(ただしそれで成功してからはパワーゲームで、幸福を感じるのは難しいだろうけど…)
そんな反応をぶつけられたらとても仲良しこよしでは居られなくて、仲間たち…だった者達にも負の感情がうずまく。
なにしろ映画の中で一番多いシーンが、弁護士同席で裁判を前提として対峙する当事者たち、なのである。
ここからFaceBook設立の経緯を振り返っていく。
多くの人にとってこれは、別世界を書いた映画で、それを垣間見る…っていう愉しみ方かも知れないけど、
111にとっては割と他人事ではなかった。
もちろん規模は数ケタも違うけど、同人。
人やお金が絡んだ同人や、成功とか言われるものになると、この映画で語られるような嫉妬や羨望や裏切りだとか、そういう劇を見ることになる。
111もそれにチョットだけ巻き込まれ、また自ら進んで関わってしまった当人として、まさにエッセンス…ってのを感じた。
他人事ではない…。
ITを通してモノを作る人、事業やる人なんかは見ると、割と共感・学べるところがあるのではないでしょうか。
たぶん。
・成功した人間への嫉妬、
もしくは成功しても、それでも自分に無い所を相手に見て、それを欲しがって心休まらない日々とか、
そもそも幸福になるための根本から目をそむけて、サービスの成功に全力を注ぐことでごまかそうとする、
そうすると測ったように心掻き乱す事件が起こる、とか…
まぁ共感。
ケタは5つくらい、違う世界やけどね。
マーク・ザッカーバーグ本人の気持ちはともかく、この映画はそれを伝えようとしている、と感じました。
・特典DVDとか付いてくるけど、これは映画制作の舞台裏。
映画関係に従事したい人とかには垂涎かもだけど、普通の人にはちょっとマニアック過ぎるかも。
111としてはね…
撮影前には普通の色合いだった風景が、映像になるとイイ感じの色合いになってる。いかにも劇場用、って感じの。
照明さんの仕事か、高いカメラレンズのおかげか? それとも映像自体に特殊なフィルタ掛けてるのか?
いずれにしろ光の仕事ってのは、ビジュアル面で凄い重要なのだなあ、と思う。
デジ絵とかにしても、とりあえず光処理重ねとくと、案外良い感じになったりするらしいけど…
映画としては割と古い作りらしい。
「十二人の怒れる男」とかを上げて語っていた。(特典DVDでは)
確かに感情を剥き出しにして喋るのを撮り続ける、っていうのは古い形式なんだろうか。
まぁ111はあんま映画観ない。特に意識しなかった。
「マーク・ザッカーバーグ、映画を見た感想を述べる 」だって
twitterでの実況TL
http://t.co/ZQovyEB ザッカーバーグは早口できもいオタクなのであった
ザッカバーグの着てる服が「GAP」なのは、暗にGAP=ダサイ、オタク、ギーク という印象操作だろうかw
大学のぶさいくな女性と動物の顔を並べてどっちが美人か投票させるサイトを作っとるww 最低なやつだw 面白いけどさあwwww
http://amzn.to/q35jrW ソーシャルネットワーク見てますニャ、きな臭いITとかシリコンバレー辺りの雰囲気が表現されてますニャー
マークザッカバーグ役の人、クソ早口でウィンドウズの合成音声でしゃべらせたみたいやな 本人を模してるんか
ザッカーバーグがかなりかわいそうなお話やった
俺もwebサービスつくるぞー! みたいなモチベーションが湧いてくる作品ではある…とりあえずエロテキストか、今日は…。
個人的な話
111も同人ゲーム始めてすぐ、売上を比較するパワーゲームを意識して、それに勝ったり負けたり、一喜一憂したりした。
えろSTGシリーズの売上を合わせて、何本表示としたのは単に利便性の為だったけど、
それを見て「○○本行った」と語られるとまぁ言われた本人もその気になるもので、
そんな意味ない数字に躍起になるもの。
正気じゃないね。
すっかりその事に心を奪われる。
やる事、なす事に全て影響が加えられる。
おまけに数字は最も分かりやすく指標で、それなりに手応えが得られるので、避けにくい。
今でも強く意識しないと、数字だけに目が行ってしまうくらい。
個人的には、次のフェーズは誰と誰が繋がってるとか、人脈だとか?
今度は何人と繋がっているとか、誰々と飯食ったみたいな絆のパワーゲームに舞台を移すんだろうか?
もう嫌になるな…
誰かが言ったことだけど、同人で長く食い続けることはそれだけで成功してるというか、もの凄くタフだ。
自分もたぶんつま先くらいしか入ってない領域だけど。
少なくとも「成功」って言葉はスゲー怪しい。
成功は状態だろう、と…。
まぁそれも自分が成功してないからかも知れない。
でも成功というモノサシが他人の作ったものならば、それで量られるのはちょっとうんざりだね。
「ソーシャル・ネットワーク」のラストシーンで、マザーバーグが、FaceBookで元恋人に友達申請して、それが受理されないか何度もF5押す(押してるだろう)シーンがある。あれが良いね。創始者なんだから管理者権限で何でも出来るだろうし、スクリプトでなんでも自動化できる人間なのに、F5
そもそも却下されたら却下したよって事も返ってこないから、分からないのに。なんかその悲しさが、自分の十塚1000人殺しで、自殺するかどうか迷いながら、結局捕まりたがってる主人公が、ゲームボーイをやる、その電源がじょじょに減ってきて画面がどんどん薄くなっていく…に近いかなって…